626ファクトリー

2007 年 3 月 のアーカイブ

imai hirokiさんの靴

先月、imai hirokiさんに注文していた靴が出来上ったということで、早速取りにいってきました。

木箱という梱包は、非常に珍しいです。今井さんいわく、イギリスのメーカーにも木箱のところがあるとか・・・。

木箱のふたをあけると、一枚のメッセージが入ってます。
このあたりに職人スピリットを感じます。

このシルエットが気に入っています。
履き心地もいい感じです。思った以上にやわらかく軽くて歩きやすかったです。

裏側に「遊びゴコロ」が。
赤色です。足を組んだりしたときにチラッと赤い底が見えるっていうのが実にいい。

僕も形は違えどモノを作る人間ですが、やっぱこだわりって大事ですよ。
手を抜くことなく、妥協せず、丁寧に1つずつ作りあげていく。
その姿勢がひしひしと伝わり、ものすごく共感が持てました。

去り行くホームページたち・パート2

前回は、楽天をご卒業するホームページを紹介しましたが、引き続き、今回はYahoo!ショッピングをご卒業されるホームページをご紹介。

去り行くホームページたち・パート2

ここで考えなくてはいけないのは、なぜ卒業しなくてはならないのかである。

確かにビジネスはギャンブルだ。賭けで負けた人もいるだろう。
しかしほとんどは、認識の甘さではないか?
すでにインターネットで商品を陳列すれば売れるような時代は過ぎたのである。

商品が飽和しているのではなく、店が飽和しているのが現状だ。特に小売は厳しいだろう。体力で負けるのは目に見えている。

テナント料・広告料などもバカにならない。しかも売れば売るほど手数料もかかる。
お客さんのレベルも上がり、「価格.com」や口コミサイトで検証するといった方法もすでに知っているわけで、値段ソートの仕方も熟知しているのだ。

Yahoo!や楽天は、例えれば釣堀経営者である。
釣堀を利用するのはお店のオーナー。
オーナーは魚を釣るために、利用料金を払って糸を足らす。
しかし、カンタンに魚は釣れない。ここの魚がまたスレている。
まわりはすでにたくさんのお客さんだらけ。魚はどこにいるのだろうか・・・。

利用する前に、よーく中を見ることだ。池の大きさは決まっているのである。

去り行くホームページたち

ほーたーるのひーかーり♪
まどのゆーきー♪

卒業シーズンということで、今回、楽天を卒業されるホームページをご紹介。

去り行くホームページたち

中には、本当に改装中のところもあるかもしれない。
以前は、完全に閉店の際には、閉店コメントを表示していたが・・・。

それにしても、すごい数である。

あわれな姿になってゆくサイト達

実は、ウチはホームページに掲載している実績以外にも相当な制作をしている。
業務委託、直接請け負いも含めて去年だけでも相当数作った。

直接請け負ったホームページに関しては、できれば宣伝的にも利用させていただきたいのだが、正直、宣伝に使えない状態になっているのがほとんどである。

特に去年やっていた5万円パックのサイトなんて、ほとんど原型をとどめたサイトはない。

業務委託で作ったホームページも、あれどうなってるかな~ボチボチページランクでもついたかな?と行って見ると、もう我が子の姿ではなくなっていたり・・・。

別にお客さんに受け渡しして、代金もらったんだからいいんじゃない?とか思われるかもしれないが、どのホームページもポリシーを持って作ってきたものだ。

お客さんの、「SEOとか意識した作りでお願い」とか「見やすいサイトにして」とかいう要望に答えるために、レイアウトからHTMLコーディングまで手を抜くことなくしてきたつもりである。

自分が愛着を持っていた車を人に譲るような感覚。

毎週洗車してたのにドロドロで使われていたり、傷ひとつなかったのに傷まみれになってたりする姿を見るとせつないもんである。

お客さんの中には、勉強しながらという方もいるので、そういうところは致し方ないかもしれないが、どっかのプロか素人かわからんような奴がサイト更新をまかされて、適当にいじらていく姿を見るのは本当にわめいてやろうかと思うことがある。

以前、CSSのみで組んだサイトに、なんでこんなやりかたするんですか?ってイチャモンをつけてきた奴がいる。

お客さんが、そうしてくれっていうからって言うと、

「何が違うんですか?」
「こんなことをして何か特があるんですか?」
「でも見た目は一緒ですよね?どっちでもいいんじゃないんですか?」
「見た目が一緒なら、こんなやりかたする必要ないんじゃないんですか?」

ってブツブツ・・・。
好きにすればとひとこと。。。。

低レベルなホームページを作るクソ業者

「ホームページをとある会社に作ってもらったのですが、反応もなく、制作後の対応も悪いので一度相談したいのですが・・・」

という問い合わせがあった。

なんでも、SEOに配慮した売れるホームページで、更新は自分で出来ますって営業がきたそうな。
言われるがままにサイトを作ってもらって半年だそうで・・・。

とりあえずサイトアドレスを教えてもらい、まずはそのホームページをチェック。

ページが動的アドレスで、なんやらCMSもどきのようなシステムで作られている。

ソースチェックは、マイナス140点。
SEOだが、METAのみ挿入。ページ内に適切なマークアップなし。

被リンクはなし。(Yahoo!登録のみ)それでページランクはゼロ。

アクセス解析はあるのか?という質問に対し、トップページのみ取得しているそうな。
1日平均一桁だそうで・・・。

制作費用は不要だが、サーバ代とドメイン代で月2万円で5年契約のリース。
(でたぁー中小企業殺しやぁーーー)8ページ程度のサイトが結局120万円。

こういうお客さんがあまりにも多い。
しかし、うちに頼んでも同情はできません。

対策としては、残念ですが、新たな作り直ししか提案できない。

こういうクソ業者にひっかからないためにも、最低限の知識を身につけること。
そうすることで、本当にレベルの高い業者を選ぶことができると思います。

くれぐれも、程度の悪い業者には注意しましょう。

検索ロボットは、もっと賢くなる

ブログの爆発的普及により、ウェブの世界は日増しにページ数を増大している。

当然検索クローラの数は変わらないわけだから、どんどんクロールされるのに時間がかかってしまう。

これに対処するために、検索サイトがすることは、間違いなく「サイトの選定」である。

行く必要のない薄っぺらいサイトへはクロールせず、行くべきサイトのみをクロールする。そうしないと間に合わないのだ。

今まで、スパムペナルティのみで選んでいたが、そのうち内容うんぬんで決める時代がくるはずである。

検索エンジンに見放されるということは、極めて致命的で、そうならないために、自分のホームページを意味の有るものにしていかなければならない。

SEOを考える前に、まずは検索クロールの対象になるか?ってことを考えてサイトを作っておかないと、後でどえらい目にあう。

いつそのような時代になるかわからない。そしてその日は突然やってくるのだ。

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